tantanさんのコンテンポラリーダンスのワークショップ参加しました #249
tantanさんのコンテンポラリーダンスのワークショップに参加してきました。
↑ジムに貼ってあるこのかっこいい方がメンバーの一人の岡安さんです
「昴」っていうまんが知っていますか?
その1シーンで、舞台で踊っている主人公が手をバッてふると観客席の人まで風が届く、みたいなシーンがあるんですけど、それと同じような体験をさせてくれるのがtantanさんです。
筋トレばかりしていると忘れてしまう事・体のことに対する気付きを今回のワークショップで与えてくれました。
みなさんにもシェアしたいと思います。
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●ストレッチ
…ちょっとツボったのがストレッチのたびにメンバーの佐々木さんが「うぅ…」とつらそうな声をだしていたこと。
私の緊張をほぐそうとしてくれたのかもしれません。笑
●重心を移動させること
まず重心の位置をイメージすることから始まりました。
おへその下あたり(仙骨の前側とか丹田あたりだと思います)に、丸い球があることをイメージしました。
…ちょうど私はプロボクサーさんに重心を移動するように体を動かしたり、強いパンチを打つためには重心を移動することが大切です~みたいな説明をしたところでしたので、ダンスでもすごく意識してるんだーと納得しました。
●その重心(球)を体の中を通って手や足などに移動させて体が動くということ、またその球は1個じゃないこと
…なるほど~確かにアメフトとか見てても特に黒人の選手とかが重心を大きく動かしている感があるな~みたいに思っていましたが、重心を体の中で移動させるイメージは初めて聞きました。
亀頭さんのお手本を見ると、確かに球みたいなのが見えないのに見えています(気がしました。)
そしてそれを意識してジャンプすると、音無くジャンプできると。
これは以前公演を見た時に不思議に感じていたことなので、謎が一つとけてちょっと感動しました。
バレエダンサーの方とかも同じような意識なんでしょうか?
●音に合わせて球の大きさや力を変えて体の動きが変わる
…逆に筋肉とか表面的な力を使ってしまうと動きがぎこちなくなってしまったり動きも小さくなってしまう感じがあるとのこと。
確かに、自分なりに上手く球を動かせたと感じた時は力みみたいなのを何も感じずにスッと動けている感覚がありました。
亀頭さんとかかなりダイナミックに動いても音がしないんですよね。
しかもしなやかで力みがない、風のように動いているイメージでした。
●音に色などのイメージをつけること
…共感覚とお話ししていました。
自分で色などのイメージをつけることで、動きも変わってくるとのことです。
tantanさんの公演を見ている最中は色々考えさせられるんですが、その謎も解けた気がしました。
「あの人どんなことを考えながら踊っているんだろう?」みたいなことを考えさせられるんですが、それはみなさんが自分の世界を深く作っているからなんですね。
パーソナルトレーニングでもトレーナーに依存しないで、自分で色々進める方の方が効果が出ますし、Dave Tateも「自分で理想をつかみ取れ!」みたいなことを言っていましたから、人間は自分で作るってことが大切なんだろうなとちょっとつながった感じがしました。
●水の中で呼吸しながら体を動かすイメージや色々な音楽に合わせて体を動かしました
…「アルプス一万弱」の曲に合わせて踊った時に一緒に参加されていた学生さんが「幼いころの光景を思い出しました」のようなことをお話ししていたのですが、すごく共感しました。
そうそう、光景が目に浮かぶんですよね。
ちょっと内容が書ききれませんので、もっと詳しく知りたい方は直接ワークショップに行ってみてください。
インスタグラムで情報発信されています。
今回、
・ダンスのダの字も知らない
・最近は筋トレしかしてない
・体硬い
ド素人の私が参加しました。
そんな私が2時間あっという間に感じるほど集中して楽しめました。
内容が深いのはもちろん、みなさん優しい雰囲気の方で最初から最後まで楽しく時間を過ごせました。
ダンスが上手くなりたい方はもちろん、他のスポーツをやっている方も一度お話を聞く感覚で参加してもいいかもしれません。(趣旨が違っていたらすみません)
自分の体とより深く向き合う時間にできますし、今までと違う体の動かし方を体験できる、新鮮な時間になるんじゃないかなと思います。
ワークショップはちょっと自信がない方は公演がすごくおすすめです。
新しい世界を見る感覚で、ぜひ見に行ってみてください。