ゴルフの飛距離をアップするための筋トレとは? #94
「ドライバーの飛距離をアップしたい!」
「par5で2オンしたい!」
「アイアンを安定させたい!」
そんなゴルフ好きな方にお伝えする内容になります。
①ゴルフに必要な体力要素とは
1、筋力
これはクラブをスイングする力です。
テレビでも
「力強いスイングですね」
「ボールに力がありますね」
と解説の方が話されているのをよく聞くと思いますが、飛距離をアップしたり、向かい風に負けない力強いボールを打つためには、まず筋力が必要です。
ではその飛距離をアップするための筋力を高める筋トレはどのようなものがいいのでしょうか。以下が具体例になります。
1⃣重い重量を扱う
…「重い重量を扱ったら体のスピードが遅くなってしまうから、飛距離が落ちそう…」
そのように思われる方がいるかもしれません。
しかし重い重量をスピードを意識して筋トレをすると、ゴルフ飛距離が高まりやすくなります。
「力×スピード」が高まるため、ドライバーも力強く・素早くスイングできるようになる、というイメージです。
ポイントはスピードですよ!
2⃣全身を鍛えつつ、下半身の筋力トレーニングを主に組み込む
…一つ目のポイントは「全身を使う筋トレを行う」ことです。
これは「ゴルフのスイングは全身を使うから」です。
逆に腕だけ鍛えたり、レッグエクステンションばかり行っていると中々飛距離をアップする筋トレにはなりにくいです。
またスイング時には下半身が土台となって力を発揮するため、下半身の筋トレは組み込むべきです。
このメニューも「スクワット」「デッドリフト」といった全身を使う下半身の筋トレを中心にメニューを組むべきです。
体幹の土台も鍛えられますので、他のひねるような体幹トレーニングの効果も高まりやすくなりますよ。
スクワットはフルスクワットで股関節の筋力を高めましょう!
2、柔軟性
柔軟性が高いと飛距離がアップしやすくなります。理由としては、
〇たくさんの筋肉を使える
〇筋トレの効果が高まる
といったことからです。
例えば、スイングが小さい方と大きい方を比べた場合、一般的には大きいスイングの方の方が飛距離は出やすくなります。
これは筋トレでも同じで、可動域を大きく筋トレをした方がよりたくさんの筋肉を動員でき、筋トレの効果が高まりやすくなります。
また体が硬いと硬い部分を補おうと他の部分に余計な力が入りがちですが、柔軟性が高ければその余計な力も入りにくくなるためスイングもスムーズになりやすくなります。そのため飛距離もアップしやすくなります。
まずは練習前や筋トレ前にストレッチやコンディショニングエクササイズを行って柔軟性を高めましょう。
↑胸椎周りの柔軟性
↑背中周りのコンディショニングエクササイズ
3、筋持久力
「バック9になるとショットが乱れてくる…」
という方は筋力と同時に筋持久力もある程度鍛えた方がいいかもしれません。
いわゆる「10回~12回くらい×3セット」というセットです。
特に後半の5回を意識して力をだすように筋トレすれば、疲れたときに力を出せる筋肉を鍛えやすくなります。
またセット間のインターバルも多くとらないようにすれば、回復力も高めることができます。
後半の勝負強さを高めるためにも、必要な方は筋トレのメニューに組み込んでみてください。
※筋力を高めるときは逆に少し多めにインターバルを取るようにしてください。
「筋トレをすると力に頼ってしまい技術がおろそかになる」という言葉は、ゴルフに限らず他のスポーツでも聞きます。
しかし筋力の上限が高まれば、今までできなかった新しい技術・技ができるようにもなれます。
また体力も温存できます。
もしそのような効果を感じられなければ、もしかしたら筋トレの方法や考え方が間違っているのかもしれません。
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