スポーツのキレを高める筋トレのコンディショニングとは? #85

2019/12/05 コンディショニングエクササイズ
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「筋トレだけでも筋肉はつくんでしょ?」

「筋トレは疲れるから、ウォームアップを最小限にとどめたい…」

そんな疑問を持った方々へのヒントになる内容です。

 

前回は体幹トレーニングについての記事を書きました↓

#84 スポーツのキレを高めるために必要な体幹トレーニングとは?

 


 

①コンディショニングとは

コンディショニングとは、身体の準備になります。

・マイナスの状態の身体を±ゼロ~1にする

・本番のトレーニングで100%力を発揮できる状態にする

というイメージになります。

ここで大切なことは力を出しやすい状態にするということです。

例えば、よく例として挙がる肩のコンディショニングで、ゴムチューブを使ったエクササイズがあります。

「外旋エクササイズ」や「内旋エクササイズ」をゴムチューブで行うものです。

問題はそれを行うことで、ベンチプレスの時に限界を超える筋トレをできるか、ということです。

力が出やすくなるか、ということですね。

そのエクササイズだけ行って、もしそれで身体の状態が±ゼロ~1にならなかったら、+10にするための筋トレをしたら怪我をしてしまいます。

もちろん、筋トレの効果も中々現れにくくなってしまいます。

②キレを高めるコンディショニングとは

みなさんはスポーツを行う前に、どんなエクササイズを行いますか?

・ピッチャーが150㎞/hのストレートを投げる時➝肩回りの動的ストレッチやラダーエクササイズなどを行う→軽めのキャッチボールから開始➝徐々にスピードを上げていく

・サッカーのシュート練習を行う時➝股関節周りの動的ストレッチやジャンプエクササイズを行う→軽めのシュートから開始➝徐々にスピードを上げていく

というように段階的にスピードや力を入れていくと思います。

そうすることで、最終的にキレのあるボールを投げられたり、シュートをすることができるようになります。

これは筋トレでも一緒です。

例えばベンチプレスをする時に、まずは軽く走ったり、ストレッチ系の種目でウォームアップをすると思います。

しかしそれだけでは不十分な方が多いです。

ウォームアップの後に力を出しやすい状態にするエクササイズが必要です。

例えば、背中の力が弱くてフォームが崩れてしまう方は、背中のエクササイズが必要です。

例えば、バンドプルアパートが代表例です。

ベンチプレスの前に懸垂を行っても良いと思います。

それだけでも、背中が弱い方はベンチプレスのフォームが安定しやすくなると思います。

お気づきの方もいるかと思いますが、コンディショニングエクササイズも適度に負荷をかけることが必要になります。

適度に負荷をかけることで、

・力を意識しやすくなる

・スピードを意識しやすくなる

という効果があり、筋トレ中に力とスピードを出しやすくなります。

そうすれば、スピードのある力=キレのある動きのための筋トレをすることができるようになります。

コンディショニングを筋トレ前に行っていなかった方は、ぜひ取り入れてみてください。

自分の弱点やフォームの欠点に合わせてメニューを決めなければいけませんので、まずは自分の身体と相談の上決めてくださいね。

インスタグラムの方にコンディショニングエクササイズの動画を載せていますので、ご参考にして

ください。

 

 

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