#50 有酸素運動は筋トレと相性が悪い?ウォームアップに有酸素運動はしない?

「有酸素運動は筋トレと相性が悪いからしない方がいい」ー

このような言葉を聞いたことがある方も多いと思います。そしてそれを信じ、ジムに行ってウォームアップをせずにすぐに筋トレに取り掛かる方もよく見かけるようになりました。

しかしそれは本当に良いのでしょうか?健康的なのでしょうか?

今回はウォームアップ時に有酸素運動を行わないことのデメリットをお伝えしたいと思います。

 

デメリット①労作性頭痛を招く

労作性頭痛とは、頭部に急激に血流量が増えることで起きる激しい頭痛のことです。よく「脳の血管が破裂したと思った」と言われるほどの痛みを感じます。

←本当にこんな感じの痛みになります💦

 

 

 

この労作性頭痛になる方が今非常に増えています。

原因はジムに行ったときにウォームアップをせずに筋トレをすることで頭部の血流量が急激に増えることです。

対処法は簡単で、筋トレ前に軽めの有酸素運動と筋トレのウォームアップを数セット行うことです。徐々に心拍数を適度に増やして心臓のウォームアップをするようにして、本番の高重量前に身体を慣らしておくことです。

万が一発症してしまった場合は、階段を降りるだけで痛い・横を向くだけでズキズキするなど、日常生活に支障が出ますのでその場合は安静にするしかありません。筋トレどころではなくなってしまいます。筋トレ前に数分のウォームアップを忘れず行ってくださいね。

 

デメリット②回復が遅くなる

ここでいう回復とはセット間での筋トレで発生した疲労物質の除去の速さです。

有酸素運動を適度にすることで心臓が活発に動く➝血流量が増える➝疲労物質の代謝がスムーズになる

ということで、疲労が早く回復するため次のセットも力を出しやすくなります。想像していただきたいですが、

・何もしないで筋トレを始める場合

・ウォームアップをして体中に酸素や血流量が増えて温まっている状態

では、後者の方が筋トレで発生した疲労物質を早く除去してくれ、疲れを回復してくれるとイメージしやすいのではないかと思います。

 

デメリット③力が出ない

温度を高めた方が筋肉の収縮速度・神経の伝達速度が速くなることが分かっています。そのため筋トレで扱える重量が高めやすくなります。

これは真冬の車がエンジンをかけてすぐにはスムーズに動かないのと同じことで、生物は高温により動きが促進されるとある研究者の方は言われています。軽めの有酸素運動は筋肉に負担なく身体を温められます。

 

まとめ

有酸素運動を軽めの動的ストレッチと考える方もおり、なるほどと思いました。

気を付けていただきたいのは、体温が上がりすぎると力が出にくくなるというデメリットも生まれます。なんでもそうですが自分で試していろいろ調節しながら、一番いい体の状態になるウォームアップの時間などを探してみてください。

ただいきなり筋トレのメインセットから始めると身体に大きな負担がかかりますので、有酸素運動に限らずウォームアップは忘れずに行っていきましょう。

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