#25 中学生のトレーニング

縁あって、柔道選手がパーソナルトレーニングを受けてくれるようになりました。

年齢は14歳とのことでまだ中学2年生です(私の年齢の半分以下…)。

中学生のうちからパーソナルトレーニングを受けてくれるなんて、私が中学生の頃は考えたこともありませんでしたので認識の広さを尊敬しますし、親御さんの期待も感じ、トレーナーとしての責任感を改めて感じながらトレーニングを進めています。

しかし中学生といえどもそこは柔道部。

成長がものすごく速いのです。

しかもガタイがいい!

よく高校生相手のつもりでトレーニングを受けてもらったりプログラムを作りそうになるのですが、ふとした瞬間に「やべ、中学生だった」と焦って考え直すことがあります。

そんな中学生に対してのパーソナルトレーニングで特に気を付けていることを記録しておきたいと思います。

 

1,変化がものすごく速い

例えば「1週間お風呂上りにハムストリングのストレッチをしてください」と伝えたとします。

その1週間後の変化は超高速です。

成人ではありえないほど、前屈の可動域が急に広がっていたりします。

正直不安を覚えるほどの変化の速さで、怪我のリスクが高まらないか不安になりましたので、毎回柔軟性のバランスの確認は行うようにしました。

また筋力トレーニングの成長速度も恐ろしいものがあります。

バンバン記録が伸びます。

おジャ魔女並みのバンバンです。

そのため関節のエクササイズも毎回入れるようにしました。

だってこのまま筋力が増えていったら先に肘とか膝とかが耐えられなくなってしまいそうですので…

ですので、身体の変化に喜ぶだけではなく、身体の負担の方も同時に考慮して調整していくことを気を付けています。

また意識を伝えるとすぐに体現出来るようになることが多く、自分で課題を乗り越えるように頑張ってくれるので上手く背中を押せるように意識しています。

 

2,目に見えるように

特に柔道部の彼は武士のような真面目な青年ですので、弱音を吐かないわけです。

私「今日は疲れてる?」

武士「大丈夫です!」

私「膝の痛み残ってるかな?」

武士「大丈夫です!」

と毎回頼もしい答えが返ってきます。

しかし

私「1から10段階だとどのくらい疲れている?」

武士「4ぐらいです!」

とトレーニング前から意外と疲労が蓄積していることが判明したりすることがあります。

私の質問内容が悪いだけなのかもしれませんが、数字は頻繁に利用して視覚化して意思疎通をより円滑に出来るように心がけてはいます。

 

3,トレーニングはあくまで中学校生活の一部分

ということを忘れずに行っています。

例えば私のパーソナルトレーニングがオリンピック選手育成の為の目的で、海外の重量級の選手に負けない筋力を養成するためでしたら、この割合は低くなってくると思います。

しかし週1回行うパーソナルトレーニングは中学校生活の一部分。

大人の皆さんも学生の頃ピアノの習い事やそろばん教室に通っていた方多いと思いますが、感覚としては一緒です。

受験勉強のように根詰めて、ストレス溜めながらやるものではありませんから、中学校生活に悪影響を及ぼすような時間にはしないように心がけています。

筋力ついて相手をバッタバタ倒せるようになったけど、パーソナルトレーニングのせいでストレスが溜まるやら友達と遊ぶ時間が減ってしまってまたストレスが溜まるやら、なんてことになってしまったら青春時代に大切な中学生日記もかけません。

中学生にとって部活は大変な思いをして行っていますから、私のトレーニングの時間は精神的には開放的な時間になるようにしようとは思っています。

 

4,1週間分の宿題をお願いする

宿題というのは

「来週まで毎日お風呂上りにこのストレッチを1分くらいお願いします」

という程度のものです。

宿題を提示することで自然と体のケアの意識がつきやすくなりますし、また自分の身体が今どの状態なのかという気づきも得られやすくなります。

それを続けていくことで2番のコミュニケーションの部分も自然と具体的になっていくのかななんて思っています。

 

まとめ

中学生は変化がすぐ現れるため、とても面白いです。

しかし怪我のリスクも変化と同時に現れる場合があります。

大人の体との変化の違いを考慮してトレーニングを進めていくように心がけています。

トレーニングも人生を豊かにする道具の一つ、中学生活が豊かになるようなサポートを出来ればと考えています。